50年前に始まった計画を、今の日本のために再検証する。
人口が減り、気候危機が加速する中、予算は膨張し、工期は遅れ、自然が失われつつある。 「反対」ではなく「再検証」を。冷静な議論の場を、市民の手で。
リニア中央新幹線計画は、50年以上前の高度経済成長期に構想されたものです。 人口が縮小に転じ、気候危機が加速する2020年代の日本において、 この巨大開発を、当時のまま進めてよいのでしょうか。 予算は倍以上に膨らみ、工期は10年以上遅れる見通し。 自然は破壊され、将来世代への負担は積み重なっています。 「反対」ではなく 「再検証」 を。 このタイミングで、もう一度、立ち止まって考えるべきです。
構想は昭和の高度経済成長期。人口減少、気候危機、脱炭素—— いま日本が抱える課題と、この計画の前提はもはや噛み合っていません。
南アルプスの原生林、大井川水系の水源、各地の谷地—— 取り返しのつかない破壊が進行中。ツケを払うのは、次の世代です。
私企業事業と言いながら財政投融資が投入され、国会での議論は不在。 住民の声は届かず、なし崩し的に工事は続きます。
「便利になる」「経済効果がある」——その言葉の裏で、何が起きているのか。 再検証すべき論点を、8つに整理しました。各カードから詳細ページへ。
ユネスコエコパークの心臓部にトンネルを貫き、原生林伐採と水源流出が進行。生態系への影響は不可逆です。
詳しく見る → 02 / SPOIL約5,680万m³の建設残土。要対策土(ヒ素等含有)の処分先は未確定のまま、谷地が埋め立てられています。
詳しく見る → 03 / HUMAN RIGHTS立ち退き、井戸涸れ、ダンプ往来。声を上げた住民は「輪を乱す者」として扱われ、合意なき「合意」が積み重ねられています。
詳しく見る → 04 / FINANCE当初 5.5兆円 → 現在は11兆円規模へ。「私企業事業」に3兆円の財政投融資。国民負担の議論は避けられています。
詳しく見る → 05 / DEMAND需要予測は人口増加時代の想定のまま。2040年代の日本で、この輸送力は本当に必要なのでしょうか。
詳しく見る → 06 / GOVERNANCE代替案の検討なし。「私企業事業」と「国家事業」の二枚舌。国会審議を経ないまま、10兆円規模の計画が進行しています。
詳しく見る → 07 / ENERGY既存新幹線比 約3倍の電力を消費。カーボンニュートラルを掲げる国策として、この矛盾はどう説明されるのか。
詳しく見る → 08 / PURPOSEトンネル区間86%。地震・災害時の避難、救助、復旧の難しさ。そもそも、なぜ今リニアなのか——原点への問いです。
詳しく見る →※ 各論点の詳細は 「8つの論点」ページ にて、出典と共に順次公開予定。
論点を、より深く理解するための解説動画と記事を集めました。
順次追加していきますので、時々チェックしてみてください。
「再検証」の議論を社会に広げるため、3つの軸で活動しています。 情報を届け、対話を求め、各地の声を繋げる——。 一人ひとりの参加が、この計画を立ち止まらせる力になります。
リニア計画の実態と論点を、専門用語に頼らず、 誰もが理解できる形で発信します。 データと現地の声の両方を大切に、 「事実に基づいて考える」ための素材を届けます。
事業主体であるJR東海、そして国土交通省をはじめとする 政府機関に対し、公開の対話の場を設けるよう要請します。 市民・専門家・議員が同じテーブルにつき、 データと論点を突き合わせる場を目指します。
長野・静岡・山梨・岐阜など、各地でリニア問題に取り組む 住民運動をつなぎ、情報・専門家・法的知見を共有します。 「孤立した声」を「連帯した声」に変え、 全国レベルでの再検証を後押しします。